世界で最長の吊り橋等がある風光明媚な兵庫県で、薬剤師として勤務することが社会人1年生の私でした。
私が薬剤師に成る為に、ある国立大学の薬学部に入る為に猛勉強に明け暮れていました。
薬学部に入ろうと思ったのは、高校生の時の化学の成績が特別に良かったからとか、化学の実験等が好きだったからではなく、同じクラスメイトに好きな男性が薬学部志望であったからという、単純な理由からでした。
彼によると、彼の家系は医療関係の仕事をしている方ばかりだそうで、自分も医療関係の仕事に就きたいという事で、大学の薬学部に入る事を目指していました。
彼は化学に限らず、ほとんどの教科で良い成績であったので、薬学部という狭き門であっても、すんなりと合格できるだけのスキルがあり、思った通り、彼はその大学の薬学部に入学したのです。
一方、私は一回目の受験では落第してしまい浪人生活を強いられたのです。
彼の事を諦めきれなかった私は、孤軍奮闘して翌年に受験をして、なんとか合格する事が出来ました。
大学の薬学部の勉強というのは舐めたものではありません。
大半の薬学部の学生は、卒業した後に待っている、薬剤師国家試験に合格するべく、更に勉強を重ねる必要がありました。
そして、例の愛しい想いをしている彼を学部内で見つけ、想いを告白すると、彼には既にお付き合いしている彼女がいるので「友達でいよう」というありふれた台詞と共に、失恋しました。
私は、その悔しさを勉学にぶつけ、薬学部を無事卒業して薬剤師国家試験を受験して、一発で合格しました。
例の彼も国家試験に合格して、東京で薬剤師として働くそうです。
私は、彼の側に居ることに耐えられず、地元である兵庫に帰省して、薬剤師として働く事にしました。
というのは、せっかく勉強して身につけた事を無駄にしたくなかったからです。
そして仕事探しを始める事にしましたが、医療関係の人材不足が問題になっているとは言え、実務経験の無い人材を採用してくれる所はなかなか見つかりません。
色々な伝を辿って職場を探して悩んでいた時に、例の彼から電話があり、同窓会を開く事になったので参加しないかというものでした。
することも無いので同窓会に参加すると、皆懐かしい面々が顔を揃えていて、皆はどこかしらに就職している様でした。
私は、こっそりと例の彼に薬剤師の仕事が見つからない旨を相談を持ちかけ、どうやって仕事を探したのかと尋ねると、薬剤師求人サイトを使って今の職場に決めたとのことでした。
インターネットを利用して薬剤師求人サイトを探すと、沢山の仕事があり、未経験者でも仕事がある事がわかりました。
あんなに苦労して会社を探したのにと唖然呆然としたと同時に、早速、キャリア・アドバイザーに仕事を探して貰うように依頼しました。
数日後に連絡がありキャリア・アドバイザーとお話をして、何社か提案をされたので、そこから条件の良い所と、面接を受けて、やっと希望の仕事を見つける事が出来ました。